メットライフ
6つ目にあげる生命保険会社は「メットライフ」です。
元となっているのは「メトロポリタン生命保険」というアメリカの保険業界の中でも最大手の会社で、日本をはじめ世界18か国に実に5万人を超す従業員が存在しています。
メトロポリタン生命保険は遡ること150年ほど前の1863年に、ニューヨークの多数のビジネスマンたちの10万ドルの拠出金にて相互会社として設立された「ナショナルユニオン生命人体保険会社」が始まりとなっていて、この会社は当時勃発していた南北戦争にて病気やけが、障害を負ったアメリカ陸軍兵士たちに保険金を支払う仕事をしていました。
その後生命保険事業へ本格的に参加するにあたって、当時ニューヨークのブルックリンで開業医を営んでいた「ジェームス・R・ダウ」を初代社長として迎え、1868年に現在のメトロポリタン生命保険に商号を変更、保険会社としての新たな一歩を踏み出したのです。
日本においては、他企業であった「アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー」、通称「アリコ」の親にあたる「AIGグループ」を買収したことによって、アリコの日本支社が名称を変更した「メットライフアリコ」を2011年に誕生させたり、「三井住友海上」との合弁によって設立された「三井住友海上メットライフ生命保険」を傘下企業にしたりしています。
ですがこの会社は前述のAIGグループ買収の際に、親会社のMS&ADインシュアランスグループホールディングスとアリコが合弁の契約を解消したことによって「三井住友海上プライマリー生命保険」に商号を変更、現在ではMS&ADの完全子会社となっています。